注文住宅をオール電化で建てる

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注文住宅におけるオール電化について、特に降雪地域での暖房利用のメリットを中心に解説します。
現在のエネルギー単価で言えば、コストメリットではまだ灯油ストーブには及びません。ですが、冬期間(地域によっては年間の半分以上)を暖房で過ごさなければならない利用頻度を考えると、生活の快適度は、オール電化(オイルヒーター)に圧倒的な軍配が上がるでしょう。
生活の快適性という面で欠かせない要素は以下の3点です。

1.輻射熱で家全体が自然の温かさ。
2.音が静かであること。
3.暖房機器の清掃が容易であること。

1については、場所によって暑かったり寒かったりがない生活というのは、特に古い世代の人々は経験がない分、訴求効果が高いです。
2については、実際にオール電化生活をしてみて、かつての温風の音が耳障りであるということに気付くケースが多いですから、付加価値としてのアピールポイントになります。
3については、機器によって差はありますが、ヒーター自体の構造はシンプルですから、ストーブの分解掃除よりは確実にメンテナンスが容易となります。

あとはコストとのバランスになりますが、断熱技術が各住宅メーカーとも進んできていますので、断熱効果と居住(暖房)面積のバランスを提案しながら、ユーザの不安を排除していくことがポイントとなります。

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