太陽光・オール電化

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注文住宅におけるオール電化について、特に降雪地域での暖房利用のメリットを中心に解説します。
現在のエネルギー単価で言えば、コストメリットではまだ灯油ストーブには及びません。ですが、冬期間(地域によっては年間の半分以上)を暖房で過ごさなければならない利用頻度を考えると、生活の快適度は、オール電化(オイルヒーター)に圧倒的な軍配が上がるでしょう。
生活の快適性という面で欠かせない要素は以下の3点です。

1.輻射熱で家全体が自然の温かさ。
2.音が静かであること。
3.暖房機器の清掃が容易であること。

1については、場所によって暑かったり寒かったりがない生活というのは、特に古い世代の人々は経験がない分、訴求効果が高いです。
2については、実際にオール電化生活をしてみて、かつての温風の音が耳障りであるということに気付くケースが多いですから、付加価値としてのアピールポイントになります。
3については、機器によって差はありますが、ヒーター自体の構造はシンプルですから、ストーブの分解掃除よりは確実にメンテナンスが容易となります。

あとはコストとのバランスになりますが、断熱技術が各住宅メーカーとも進んできていますので、断熱効果と居住(暖房)面積のバランスを提案しながら、ユーザの不安を排除していくことがポイントとなります。

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住宅の屋根の太陽電池モジュールを設置する場合は、屋根瓦を取り外し、屋根に穴を開けるなどしてケーブルを通したり、取り付け金具を設置し、太陽電池モジュールをきちんと取り付ける事が必要になります。
また、太陽電池モジュールは複数設置をする事になりますので、屋根にかかる重量はかなりの重さになります。
そのため、屋根がそれに耐えられるだけの耐久性が求められるのです。

太陽光発電設備は、住宅の屋根の状況に応じて適応可能か否かが決まると言っても過言では有りません。
北に広い屋根が有った場合、そこに太陽電池を設置しても十分な発電を行う事は難しく、北側の屋根に太陽電池を設置する事で、近隣住宅へ反射光が跳ね返る事もあり、太陽光発電メーカーは北側の屋根に設置する事を推奨していないのです。
また、十分な広さが無ければ、太陽電池を数枚設置が出来ませんので、発電効率にも影響を及ぼす事になります。

既存の住宅と異なり、注文住宅で太陽光発電を導入する場合は、発電に関して都合の良い家を設計できると言うメリットが有ります。
屋根の向きや傾斜角度、そして耐久性に優れた屋根を設計する事で、これらのデメリットを全て解消できると言う利点があるのです。

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